【過去問解説(運営管理)】R4 第37問 販売流通情報システム

今日は運営管理のR4第37問について解説します。

R4 運営管理 第37問

商品コード(GTIN)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕
ア JAN コードは国内のみで通用するコードであるので、例えばヨーロッパへ輸出する際には EAN コードなども別に表示する必要がある。
イ インストアマーキングは、バーコードの中に価格データが入っていない「PLU」タイプと、バーコードの中に価格データが入っている「NonPLU」タイプの 2 種類に分けられる。
ウ 商品が製造または出荷される段階で、製造業者または発売元が商品包装に JANコードを JAN シンボルにより表示することを、インストアマーキングという。
エ ソースマーキングを行う際、先頭の 2 桁と最後の 1 桁以外は申請などをしなくても、自社商品や管理ルールに合わせた番号を自由に割り振ることが可能である。
オ 日本の企業のブランドで販売される場合であっても、実際の製造が海外で行われる商品には原産国の国番号を表示しなければならない。

解説

販売流通情報システムに関する問題です。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:JANコードは、国際的にはEANコードと呼ばれ「国際的な共通コード」です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:記載の通りです。そもそも「インストアマーキング」とは、お店で独自のバーコードを作り、貼り付ける方法をいいます。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:メーカーなどが製造の時点で商品の包装や容器にバーコードをつけることを「ソースマーキング」といいます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:「GS1事業者コード・商品アイテムコード」が必要で、自由に割り振ることはできません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:国コードは商品の原産国ではなく、発売元・製造元・ブランドオーナーなど「供給責任者」の国のコードが用いられます。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2次試験対策もまとめシートで!

2023年度合格目標
\夏から勉強スタート応援キャンペーン開催中!/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ